アンケートハック 
この記事では、アンケートを実施する際に注意しなければならない聞き方やタイミングに関して紹介します。せっかく良いアンケートを作成しても、聞き方やタイミングが悪いと回答してくれる可能性も下がってしまいます。そのようなことがないように注意点などをまとめました。
私達が提供する、クイックアンケートというWebアンケートサービスは、QRコードによるアンケート依頼なども対応しています。たくさんの依頼方法があるということはそれだけ便利です。是非お試しください。
クイックアンケート機能紹介 【テンプレート機能】
クイックアンケート機能紹介 【アンケートの作り方】
目次
アンケートの聞き方の注意点
最初に、アンケートを聞く際の注意点を考えてみます。アンケートの聞き方を工夫するだけで大きな違いがありますよ。
アンケートをお願いするタイミングに気をつける
1番に気をつけなければならないのは、アンケートを聞くタイミングです。お客様やアンケートの回答者が忙しい時にアンケートを聞いても回答してくれることは少ないです。さらに、空気が読めない等と思われてしまい心象も悪くなってしまいます。
アンケートを聞く良いタイミングを記事の後半でまとめました。そちらも参考にしてみてください。
アンケートの形式を考える
アンケートをどのように実施するのかということもよく考えましょう。
アンケートはWebやオンラインで行う方法や回答用紙による実施する方法もあります。例えば、Webアンケートの質問を聞いた時に、インターネットの接続が悪い状況で、Webによるアンケートを聞くのはあまり良くないでしょう。
Webアンケートサービス活用のメリット
クイックアンケート機能紹介 【回答用紙の印刷機能】
専門用語を使わない
アンケートを聞く際、質問文の中に専門用語や社内用語を含めないということも基本的ですが重要です。
専門用語を散りばめると正確に質問を理解してくれない場合も多いです。アンケートの質問文がよく分からない場合は、回答者は適当な回答をしてしまうケースが多いです。そうすると、アンケートの信頼性が大きく下がってしまいます。
多少冗長でも、専門用語は使わずに平易な一般的な用語で言い直しましょう。
質問文で答えを誘導しない
アンケートの聞き方で無意識にやってしまうのが、質問文の中で回答を誘導してしまうことです。これは避けましょう。
誘導質問はアンケートの質を大きく下げしまいます。隠れている課題や問題を見えなくしてしまい、アンケートを行った意味が薄れてしまいます。もう一度、アンケートを作成した後に質問文の見直しをしてみてください。
誰でもできる！アンケートの書き方を徹底解説【保存版】
アンケートを聞く際のタイミング
次にアンケートを聞くタイミングをまとめてみます。業種ごとに多少の違いはあるはずですが、一般的なケースを紹介します。
一通りのサービスの提供が完了した時
一通りのサービスの提供が完了した時にアンケートを実施するのはとても有効です。
例えば、美容院では施術後やECサイトの商品購入後などです。一通りのサービスを経験してくださったお客様に良かった点や悪かった点などを聞いてみましょう。そこに必ずサービスの改善点や強みが隠れているはずです。
リピーターの方に聞く
何度もお世話になっているリピーターの方にアンケートを聞くことも重要です。
リピーターの方はあなたが提供しているサービスや店舗の良い点も悪い点も良く知っています。なぜリピーターになってくださっているのかを掘り下げてみましょう。ここを明確にすることができれば、お客様の満足度を大きく上げることができます。
新規のお客様との最初のコンタクト
また新規のお客様にアンケートを聞くことも考えられます。
新規のお客様にはあなたのサービスや店舗から何を期待しているのかを聞いてみましょう。これによりその方の要望に応じた対応が可能になります。また、なぜ来店したなど、あなたのことを選んでくれた理由を聞いてみることも良いでしょう。
常にアンケートを実施しておく
最後に常にアンケートを実施しておく方法もあるということを理解しておきましょう。
これは例えば、常にアンケートのQRコードを店舗内に貼っていたり、アンケートの回答用紙と回答Boxを目に付く場所に置いておくということが考えられます。
このようなアンケートを定常的に実施することで、何か店舗やサービスの運営に問題が起こっている際にすぐに気がつくことができます。
QRコードを使って簡単Webアンケート
クイックアンケート機能紹介 【回答用紙の印刷機能】
アンケートの質問の聞き方
最後に、アンケートの質問内容の聞き方も考えてみましょう。ここでは特に良く質問をいただくいくつかの質問のことをまとめます。
職種・業種の聞き方
アンケートの質問の中で職業や業種などを聞くことも多いでしょう。
職種や業種は選択肢方式の質問を使うと簡単に聞くことができます。また、可能ならアンケートの回答者が属する可能性が高いものに絞り込んで置くと良いでしょう。
また、Webアンケートツールにはテンプレート機能を提供しているものもあります。そのようなテンプレートには予め職種や業種に関する質問が用意されていることが多いです。是非活用してみてください。
クイックアンケート機能紹介 【テンプレート機能】
氏名の聞き方
アンケートにおいて氏名を聞くこと自体は問題がありません。
しかし、アンケートを記名にするのか匿名にするのかによって、アンケートの性質が大きく変わります。そのため、氏名に関する質問を聞く時には、アンケート全体にとってどちらが適しているかを考えてみてください。
匿名アンケート・記名アンケートのメリットやデメリットに関しては、この記事が参考になります。
匿名アンケートと記名アンケート【そのアンケートに名前は必要？】
性別の聞き方
アンケートにおいて性別を聞く際には「ジェンダー平等」に配慮しましょう。単に男性・女性のような選択肢だと苦痛に感じてしまう方も多くいらっしゃいます。
性別に関する質問の聞き方にはこちらの記事も参考にしてみてください。
アンケートにその性別選択が本当に必要ですか？
アンケートの聞き方のまとめ
いかがでしたでしょうか？アンケートの聞き方はたくさんの注意すべきことがあります。アンケート自体をお願いする際の聞き方から質問内容の聞き方にも考慮すべきことがあります。
最初は大変ですが、慣れてくれば大丈夫です。あなたのアンケートが成功することを願っております。
