アンケートハック 
アンケート用紙やWebアンケートフォームに回答者の名前は必要でしょうか？この質問にベストな解答というものはなく、ケースバイケースで判断する必要があります。
本日は匿名アンケートと記名アンケートのどちらを選択するべきかを考えるために、それぞれの概要とメリット・デメリットを紹介します。是非、この記事を参考に適切なアンケート方式を選べるようになりましょう。
この記事で紹介するようにアンケートの設計を0から考えるのは大変です。クイックアンケートでは、テンプレート機能を提供しており、すぐにアンケートを開始することができます。是非お試しください。
クイックアンケート機能紹介 【テンプレート機能】
クイックアンケート機能紹介 【アンケートの作り方】
目次
アンケートには匿名と記名の２種類がある
まずは、アンケートには大きく２つの記名方式が考えられるということを理解しましょう。１つは、「匿名アンケート」（または無記名アンケート）です。そしてもう１つが「記名アンケート」です。
匿名アンケート
最初に紹介するのが「匿名アンケート」です。匿名アンケートは、回答者の名前の入力や記入を求めません。そのため、誰がその回答を作成したのかを知ることがあなたはできません。
この名前の入力というのは、本名もそうですし会員IDやメールアドレスという個人が特定できるような情報を回答に求めないということです。必ずしも名前だけに限ったことではないということに注意しましょう。仮に、間接的に誰がその回答をしたのかを判定できるのであれば、それは記名アンケートに分類されます。
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記名アンケート
もう１つが、「記名アンケート」です。こちらは名前の通り、回答者の名前の記入をお願いします。あなたは、その回答が誰による回答なのか把握することができます。
Webサービスによっては、このどちらもサポートしています。また、アンケートを公開する際には、このどちらかをしっかりと把握して、回答者に伝えるという配慮も忘れないようにしましょう。私たちが提供しているクイックアンケートもどちらの用途にも使えます。
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次に具体的にそれぞれのメリットとデメリットを理解しましょう。それぞれの良い面と悪い面が分かれば、適切なアンケート方式を自然と選択することができますよ。
匿名アンケートのメリット
まず始めに匿名アンケートのメリットを紹介します。
回答者が回答を本音で書いてくれる
匿名アンケートの大きなメリットが回答を本音で書いてくれるということです。これは特にあまり良く思っていない意見を持っている場合などに、辛辣な意見を書いてくださります。
このようなネガティブな意見を読むのは辛いですが、同時にこのような回答はとても貴重です。大きな改善のチャンスが眠っているからです。もし、サービスや店舗に大きな課題がある仮説がある場合には、本音で意見を聞ける匿名アンケートがベストでしょう。
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回答が集まりやすい
次のメリットはアンケートの回答数が集まりやすいということです。これはアンケートに答えるハードルが大きく下がるためです。
匿名であれば何を言っても自分に返信などがくる心配がないので、アンケートに回答してくれる可能性が大きく高まります。記名であれば、アンケートに答えたくないというお客様も少なからずいらっしゃいます。しかし、なるべくこのような状況にならないために、日頃からお客様との関係は良好に保つ努力をしましょう。
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匿名アンケートのデメリット
匿名アンケートのメリットの次にデメリットも理解しましょう。
真剣でない回答が増えてしまう
アンケートが匿名で行われるという性質上、適当に回答を入力してしまうケースも多いです。
このようなことを避ける１つの案として、匿名アンケートは強要しないということです。あくまでアンケートに回答するのは任意性として、協力してくれる気持ちがある方だけに対象を絞ることで、このようなデメリットは少なくなります。
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課題や不満へのフォローアップが難しい
この課題や不満へのフォローアップができないというのが匿名アンケートの１番大きなデメリットでしょう。
つまり、何か失礼をしてしまったことをアンケートの回答で知っても、その方に謝罪やフォローアップをすることが難しいです。どうにかしてアンケートを回答してくださった特定するということも逆効果です。匿名だからアンケートに協力してくださったというケースではトラブルに発展してしまいます。基本的には、そのような失礼がないように今後の運営を改めましょう。
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記名アンケートのメリット
次に記名アンケートのメリットを考えてみましょう。
アンケートに真面目に答えてくれることが多い
大きなメリットがアンケートに真面目に回答してくれるということです。匿名アンケートと違って、その回答者がアンケート作成者側にも分かるので、あまりにも適当な回答というのは少なくなります。
回答文も長くなることが多くなり、真摯な内容が多い印象です。
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何か問題があってもフォローアップすることができる
匿名アンケートのデメリットの裏返しですが、何か失礼が発生したことが発覚した際にフォローアップすることが容易です。
記名アンケートで何か問題を発見したら必ず誠意を持って対応をしましょう。アンケートに協力してくださった方も記名式であるということを理解しているはずです。そのため、私達から何かのアクションを期待している可能性も高いです。
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記名アンケートのデメリット
そして記名アンケートのデメリットや注意点も紹介します。
ネガティブな意見が集まりにくい
まず、記名アンケートは極端なネガティブな意見が集まりにくいという性質があります。
これは回答者を判明することができるので、回答者も辛辣な意見を記述するのが心苦しいケースが多いからです。特に人間関係の内容などはあまり回答しにくいかもしれません。このような意見を広く集めたい際には、匿名アンケートの方が適しています。
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個人情報の取り扱いに注意が必要
また、記名アンケートは匿名アンケートよりも個人情報の取り扱いに慎重になる必要があります。もちろん、匿名アンケートも慎重に取り扱う必要がありますが、記名アンケートは名前などを含むため、適切な管理をしなければなりません。
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匿名アンケートと記名アンケートのまとめ
この記事では匿名アンケートと記名アンケートというアンケートの重要な違いを説明しました。そして、それぞれのメリット・デメリットを解説しました。
この違いを理解すれば、適切なアンケート方式を選ぶことは難しいことではありません。あなたのアンケートライフが上手くいくことを願っています。
