皆さんはアンケートを実施して、そのまま放置してはいないでしょうか?しっかりと次のアクションへと結びつけることができているでしょうか?アンケートを実施した後は、その回答・意見の結果をまとめる必要があります。このまとめる作業はとても大事です。
この記事では、アンケートを実施した後にすべきことを紹介します。アンケートをまとめる必要性、具体的な方法を見ていきます。
また、クイックアンケートでは紹介するようなアンケートのまとめをする作業を大幅に効率化されています。分析機能などを紹介している記事もあるので、こちらも御覧ください。
クイックアンケート機能紹介 【回答集計・分析機能】 クイックアンケート機能紹介 【アンケートの作り方】目次
アンケートのまとめる必要性
そもそもなぜアンケートをわざわざとまとめる必要があるのでしょうか?この章では、この重要性や必要性を考えてみます。
アンケートの効果を正確に把握する
まずは、まとめるという作業をすることで正確にアンケートの結果を把握することができます。これによりアンケートを実施した意味が大きく変わってきます。
もし、まとめるという作業がなくとも回答をざっくりと見てはいるという方は多いと思います。しかし、このような把握の仕方だと、頭に残りやすい過剰な意見や不満に対してのみ注意が向いてしまいます。丁寧にアンケートの回答1つずつを読み込み集計をすることで、お客様全体の意見が分かってきます。声の大きな1つの意見ではなく、大多数の意見を把握することができるようになるので、アンケート結果をまとめるということは大変重要です。
そのアンケート結果をどう活かす!?アンケート結果の活用方法関係者へのアンケート結果の共有
また、アンケート結果をまとめるのはスタッフや他の店員達にアンケートを共有する際にも必要になってきます。これは特に個人ではなく組織で事業やサービスをしている方には重要です。
最初は、アンケートの回答は乱雑としていて、それを全て読み込むのは時間がかかってしまいます。それをしっかりときれいに整形してまとめることにより、他の人が短い時間でアンケート結果を把握できるようにすることは、組織全体としても重宝がられるでしょう。
アンケート集計に使えるグラフアンケートのまとめ方
次に、アンケートをまとめるという全体像を把握します。いきなりアンケートをまとめる作業に入ることは難しいです。1つずつステップを紹介します。
アンケートの実施
まずは、何よりもアンケートを実施する必要があります。いくつかアンケートを実施する時には注意点があります。あまりにも問題が多いアンケートを取ってしまうと回答が集まらなかったり、集計やまとめるのが難しいアンケートになってしまいます。これらの注意点を紹介した記事も時間があればご覧ください。
アンケートの効果的な作り方・実施方法【アンケート初心者向け】アンケートの実施方法においておすすめなのが、Webアンケートサービスを使用することです。私たちが提供しているクイックアンケートもその中の1つです。Webアンケートに関して解説している記事もご覧ください。
Webアンケートサービス活用のメリットアンケートの分析
アンケートを実施して、十分な回答が集まったら次にはそれを分析します。分析をせずにまとめる作業に入ってしまうと、まとめた結果が分かりにくくなってしまいます。そのため、ここで1歩立ち止まり、アンケートの分析をしてみてください。これをしっかりとやれば、アンケートをまとめるという事はほとんど完了したも同然です。
アンケートの分析と集計の方法アンケートへの考察を追加する
アンケートを分析した後は、それに対して考察も追加してみましょう。簡単に自分の意見や感じたことでも大丈夫です。
アンケートを分析をしただけでは、どうしても数字や回答の羅列になってしまいます。それに対して、日頃から業務を行っている当事者や当事者に近い方が感想を追加することの意味は大きいです。このような意見も含めてアンケートをまとめることによって、次の改善案が思いついたりします。
もし、自分で意見や感想を書くことが難しければ、そのアンケートを回答してくださったお客様と日頃から接しているスタッフ達に聞いてみることも良いでしょう。
アンケートの設計のコツを分かりやすく解説!それぞれの項目のアンケートのまとめる方法
次にアンケートのそれぞれの質問や項目をどのようにまとめれば良いのか見ていきましょう。
自由記述のまとめ方
良く質問をうけるアンケートのまとめ方の1つが、自由記述に対する項目のまとめ方です。自由記述欄のアンケートは、共通単語の抽出とグルーピングということをすれば簡単にまとめることができます。
例えば、美容院のアンケートであれば「シャンプー」という単語がある回答をまとめてみます。その中でも、施術技術に関する意見もあれば、接客態度に関する意見もあるでしょう。それらをグルーピングすれば自由記述の回答達をまとめることができます。
アンケートの質問の種類、徹底解説選択肢質問のまとめ方
次に、選択肢方式の質問のまとめ方を紹介します。この質問項目はまとめることが比較的簡単です。各選択肢の回答総数や各選択肢の割合(%)を算出してきれいにグラフにしてみましょう。グラフは、円グラフや棒グラフで基本的な用途には十分のはずです。
1つだけ注意点があるとすると、どちらつかずの回答をどのようにまとめるかです。例えば、5段階評価の「どちらともいえない」という回答です。これは有効な回答としては除くか、それとも集計結果として残しておくかは質問の内容によって臨機応変に帰る必要があるでしょう。アンケートを設計する際に、これらのことも考えておくのがベストです。
アンケートの選択肢を考えるコツとテクニック数値選択のまとめ方
最後に数値を選択するアンケートのまとめ方です。これは1番シンプルです。アンケートの回答数、平均値、中央値、最大値、最小値を算出しましょう。この数値のまとめは、どうしても無機質になりがちです。そのため、エクセルなどのグラフをしっかりと活用して見た目の体裁を整えましょう。
アンケートでNPS®を把握しよう!Webアンケートツールの中には、このようなまとめるという作業を自動でやってくれるサービスも多いです。こちらの記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
Webアンケートサービス活用のメリットまとめ
この記事では、アンケート結果のまとめ方を説明しました。どうだったでしょうか?
アンケートをまとめるという作業はとても大事ですが、実は前準備のアンケートの実施や分析するタイミングで大部分の重要な作業は終わっています。そのため、アンケートを設計する段階から、アンケートをまとめることを意識するとスムーズになります。